YAMAHA RY8

ドラムマシン発売時期 1993年定価￥29,000

店長、今日は「RY-8」というなつかし楽器投稿が届きました。

YAMAHAドラムマシンとしては円熟期に達していた1993年に発売されたコンパクトなモデル。多機能、高性能化していたドラムマシンをギタリスト向けにシンプルな機能・操作に再設計したドラムマシンの最終形といってよいモデルだ。

ヤマハはピアノのイメージだけどドラムマシンも売っていたのね。

ドラムマシンの歴史を語るにはYAMAHAは絶対に外せないよ。RY8の発売から遡ること10年、1984年には初代のドラムマシンRXシリーズが発売されていて、とくにRX21という比較的低価格なモデの登場でドラムマシンというものがアマチュア音楽家に広がったんだ。

ところで「ドラムマシン」っていうものは今もあるのかしら？

実はこのRY-8が発売される頃は、シンセサイザーやサンプラーにリアルなドラム音源が搭載されていて、ドラム音源としてのドラムマシンは役目は終わっていた。なので90年代中盤以降に発売されたドラムマシンは、このRY-8のようにギタリスト向けに設計したり、あるいはダンスミュージックマシンやDJ用などにターゲットを特化していく傾向にあったんだ。

では、RY-8を実際に使っていた、という方の投稿で〜す。

エレキギターを練習しはじめて2年ぐらい、そろそろ録音したいと思い、MTRを購入した際、ドラム音もつけて録音しようと一緒に地元の楽器屋で購入しました。1994年当時、定価で30,000円ぐらいだったと思いますが2割ぐらい割引してもらった記憶があります。

各ドラムのパーツに割り当てられたパッドから打ち込むことによって譜面どおりのドラムパートを作れて、最初はその面白さだけでいろいろ打ちこんで遊んでいました。バンドを組むようになってからはドラマーが欠席した時とか使っていました。

作成したパターンや1曲まるまるのドラムパートなど他の媒体に残せる手段がなかったので、容量が超えるたびに消して使っていたのはもったいなかったです。パソコンが普及した現在では力不足が否めないですが、今でもスタジオに行って個人練習にたまに使ったりしてまだまだ現役です。

投稿者：鹿児島県在住 K.Sさん（40代）

バンド練習でドラムの人が欠席した代わりに使えるのね！

ドラムマシンの登場以降はドラマーのいないバンドが登場してきて、たとえば小室哲哉率いるTMN（TMネットワーク）のデビュー当時のサウンドはリズムマシンとは切っても切れない関係にあった。

でも、あたしドラムマシンの音って好きじゃないわ。

ん。